株式投資の基本を勉強する本(書籍)と初心者向きのネット証券

株式投資を始めるにあたって、その基本を勉強するのに私がおすすめする本(書籍)と、初心者向きのネット証券をご紹介します。

株式投資の基本が勉強できる本(書籍)とおすすめネット証券は?

私が(株式投資)を始めるにあたって最も勉強になった、

おすすめの本を紹介します。

 

株式投資基本のきほん」という本です。

著者は、浅賀卓爾(あさがたくじ)

それから片寄徳男(かたよせのりお)の二人です。

 

二人とも保険会社などを経験しているお金のプロですが、

この本の内容は、「きほん」というだけあって、

初心者が理解できる内容になっています。

【書籍】株式投資基本のきほん

ちなみに、株式の用語って、

難しくて意味がわからないものも多いですよね。

 

そういう難しい用語は最小限にとどめ、

平易に書かれているのもこの本の特徴です。

 

そして、わからなくても大丈夫。

巻末に「株式用語解説」がついていて、

大抵の用語の意味が索引できて、わかるようになっています。

 

そして、この本の中で私が一番印象に残っている言葉があります。

それは、「近くのものを買え」です。

株式投資基本のきほん目次

これは、銘柄選びに迷ったら、自分の普段の生活などの中で

身近に感じている会社の株にするのがいいということです。

 

例えば、あなたはどこの携帯をお使いですか?

 

もしもソフトバンクをお使いなら、

ドコモやauの株ではなくソフトバンク株にする、という具合です。

 

毎日使い続けていると、電波のつながりがよくないとか、

料金が割高に感じるとか、あるいは特典が多いとか、

使っているからこそ実感できる企業の状況があると思います。

 

そういった情報を自分がまったく知らない会社よりも、

知っている会社の方が少しは倒産のリスクも避けられるし

いいということです。

 

当たり前に思うかもしれません。

 

でも、この本には、そういうことも含めて、

初心者が株式投資を始めるにあたって知っておくべき基本の部分が

網羅されているのです。

 

もしもこの書籍の購入をお考えなら、
右上サイドバーの画像をクリックしてください。

 

ちなみに注意ですが、この本には、

株の売買などで得た利益にかかる税金についてもまとめられています。

 

ですが、古本ですから、最新の税制とは異なる部分もあります。

NISA口座や特定口座がなかった頃に発刊されたものですので、

そこについてだけはご注意ください。

 

古本であっても敢えて紹介する意味をくみ取っていただければ

と思います。それだけおすすめなのです。

 

そしてこの本には、ネット証券の選び方についても、手数料(料金体系)

注文方法、機能、サポート体制、システムの能力、操作性、

セキュリティなどをポイントとしてあげています。

 

これらをチェックしつつ、ネット証券については自分の気に入った所で

口座を開設するのがいいでしょう。

 

私は?というと、GMOクリック証券を使っています。

 

CMに起用されている新垣結衣が好きだからとか、

そういう理由ではありません。

 

新垣結衣がかわいいことは認めますが、新垣結衣がCMする

それ以前からこの証券会社を使っています。

 

手数料が安いのは当然。

画面がシンプルで操作性が非常にいいので

気に入っているからです。

 

使い始めてもう何年もたっていますが、システムがダウンして

注文が受け付けられないといったトラブルに出会った記憶が

ありません。

 

それと、私はPCがメインですが、各スマホにも対応した

取引ツールも充実しています。

 

他にもおすすめのネット証券はいくつかありますが、

取引画面のシンプルさが初心者向きだと私は思います。

 

口座を開設するだけなら無料ですから、開設した後で

気に入らなくても、放っておけばいいだけですし、

よければ下記画面から口座開設してみて下さい。

 

口座の開設手続きも、株式投資の勉強のはじめの一歩ですよ。

↓↓↓

株式投資を始めるにあたって私が読んだ本のひとつはこれ。

私が株式投資を始めようと思ったのは15年ほど前です。

 

その時代は「ショムニ」というドラマがはやり、

「年金、もらえないって言ったの、だれ?!」といって

江角マキコがすごむ中づり広告が電車に掲載される時代でした。

 

その当時から、「年金がもらえなくなるかも・・・」

「年金の受給額が減って生活ができなくなるかも・・・」

といった不安がおぼろげに世論になっていたのです。

 

そして今、それは現実のものとなりつつあります。

 

それを不安に思って当時私自身も、自分で自分の老後を

何とかしなくてはという思いになり、株式投資を考え始めたのです。

 

とはいえ、株について私は何もわかっていなかったので、

近所の本屋に行って、株のことをやさしく書いていそうな本を

さがしたのです。

 

田舎町の本屋ということで、あまりいい本がおいていなかった

のですが、そのなかからこのを選び取りました。

というか、田舎過ぎてはっきり言ってこれしかなかったです。

↓↓↓

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 この本は文字通り、株、投資信託、外貨預金について、

初歩的なことが書かれている本です。

私は株に関するページだけを読みました。

 

最初の1ページ目ですが、「株って、何?」というところから

スタートしていて、とても平易で基本的なことを理解

しやすかったのを覚えています。

 

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よければ右上サイドバーの画像をクリックしてください。

発刊したのは2000年前後と古いですが、

今も売っている本ですので。

 

これから株や投資をはじめようという初心者の人に

おすすめの本といえると思います。

私が失敗した初めてのネット証券選び、あなたはどうする?

私が株式投資をはじめ、初めてネット証券で口座を開設したのは
15年前の昔ですが、その当時は質の良くないネット証券が多くて
苦労した記憶があります。

一部上場企業の証券会社のネット口座なら無難だろうと考え、
東証一部上場の、ある証券会社口座を開設しました。

その後3年くらいはその口座で普通に取引をしていましたが、
トラブルはまえぶれなく起こりました。

その証券会社は、東○証券という名の一部上場企業です。

確定申告の日になっても、「特定口座年間取引報告書」を
送ってこないのです。

証券会社は、顧客の1年間の取引結果をしるした報告書を顧客全員に
送付しなくてはならない法律になっています。

顧客はその報告書をもとに所得税の確定申告を毎年するのです。

確定申告ができず困った私は東○証券のサポートデスクに
電話をしました。

すると、
「こちらでは対応できないので、業務統括部という部署に電話してくれ。」
と、たらい回しに。

その業務統括部に電話を入れると「わかりました。郵送します。」
と、一応の対応。

しかし、一週間たっても10日たっても取引報告書は来ません。

確定申告の期間も半分以上過ぎていたので、
「このままでは確定申告が出来ない。どうしてくれるのか。」
と、再度電話を入れ詰め寄ると、

「ただいま、業務統括部の業務がとどこおっておりまして・・・」
「取引報告書の発行は証券会社側の義務ですよね。こちらとしても
税の申告上困りますから、今すぐの発行をお願いします!」

 

「勘弁してくださいよ~」

「勘弁してほしいのはこっちだ!確定申告できないじゃないか!」

の押し問答になる始末・・・。収拾がつきませんでした。

この電話の3日後、最終的には取引報告書を送ってきたのですが、
中身は手書きでただ金額が雑に書かれただけの紙切れでした。

仕方がないのでその紙を持っていき、税務署の人に相談しながら
なんとか申告を済ませました。

 

こんな会社で口座を開かなければしない苦労です。
一部上場企業といっても、いい加減な会社はたくさんあります。
上場していることだけを理由に口座を開設すると私のような失敗もします。

ネット証券を選ぶ際には、株の初心者のための本で勉強したり、
ネットで情報収集したり、あるいは周りの友人や同僚で株をすでに
始めている人の口コミや評判を聞くことが重要だと思いますよ。

 

ちなみに、私がおすすめするネット証券は?

それはトップページの記事に書いていますので、
そちらもよければ参考にしてください。